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脳内直結「声優脳」


by lunettes
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一日中寝てた。

昨日、マリみてを最後まで読まずにちゃんと寝ときゃよかった。

というわけで

『マリア様がみてる 特別でないただの一日』

プチネタバレありでお送りします。ねこみみもーど。

夕子タソハァハァ。
だって祐巳さんに似ていて子持ち。

まず我の立場を表明しておくと最初から最後までバネ派なのです。
どり助の悩みを解決したのは祐巳さんで、可南子は祥子様が背中を押して家庭内で勝手に解決。
これで可南子が妹とか妹二人とかなったらありえない。
右から左からむぎゅー。
でも個人的に大穴笙子さんが祐巳さんのスールにとかならあり。
あとは蔦子さんの祐巳さん略奪愛とか。

アリスしゃべりすぎだよ。
蔦子さんと祐巳さんの絡みにろくなのがなくてしょんぼり。
由乃さんは存在が微妙(を。

『めがねのこころ2』
眼鏡を自己認識の道具として使うのはありきたりだけれど間違ってないいい使い方だとは思う。それよりなによりあとがき。勝負眼鏡って何だよ。眼鏡をかけた瞬間、かけようとする瞬間から人は世界と対峙するのに。
ロシィだって眼鏡をかけてないと人事不省になって暴走するのに。それは世界に対する理性的な接し方じゃないよ。
つうわけで我はロシィより巨乳の同級生のほうが好きです。

『ヨーロッパとイスラーム』(岩波新書)内藤正典
非常にクリアーで読みやすい本です。
今の欧州とそこに住むムスリムの関係を理解するよい入門書かと。
ただやはりそれでも問題に対する解決法は原理的なものしか示せていないのが今の世界の限界なんでしょうか。
それで納得していいものかと思うけどなるほどと思ったのは、一般的に思われている、キリスト教⇔イスラム教ではなく西洋近代文明⇔イスラム教という構図があるということ。西洋は長い年月をかけて聖俗分離を進め理性によって立つ個人というものを作り上げたけれども、一方イスラム教の教え自体に聖俗を分離する考え方がない、どれだけ俗化しようとムスリムはムスリムだという意識があるということ。絶対的な理性はなくあくまで神に対する帰依があるのみ。
フランスのスカーフ禁止の話で自分的に新しかったのが自ら進んでスカーフを被っている女性に対してそれをとれというのはセクハラに等しいものだということ。彼女たちにとっては、我々がパンツとズボンをはいて陰部を隠しているのと同じように頭髪を隠しているのでそれをとれというのはパンツを脱ぎやがれということなんですよ。ただ一方では男性が強制的にかぶせている場合もあるのでそちらのみが人権擁護派からは目だって攻撃される。
とりあえずここまで。
by lunettes | 2004-10-08 19:20 | 読書